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下廻りのブーツ類の破損 - 車検の点検項目


(質問1)
車検の下廻り検査でよくある交換部品は何ですか?

Q&
各種ブーツです。
各種ブーツを簡単に説明しますと、自動車の下廻りにおいて保護が必要な重要箇所を覆うためのゴム製の部品で、ドライブシャフトブーツやステアリングラックブーツ、タイロッドエンドブーツなどを指します。これらが破損していると車検が通らないため、交換する必要があります。

ドライブシャフトブーツ

 ドライブシャフトブーツ

ドライブシャフトブーツのアウター側とインナー側

左記ブーツ(アウター・インナー)

ステアリングラックブーツ

 ステアリングラックブーツ

新車で最初の車検では殆ど各種ブーツの破損はありませんが、FF車や四駆車の場合、前輪のドライブシャフトブーツは2回目の車検以降または走行距離が5万キロを超えると破損していることが少くないため、事前に点検する大事な車検の項目となります。

ステアリングラックブーツ破損例

ステアリングラックブーツ全体
ステアリングラックブーツ破損例1 ステアリングラックブーツ破損例2

(質問2)
ドライブシャフトブーツが破けていると、なぜ交換しなければならないのですか?

Q&
ドライブシャフトはタイヤに対してギアの駆動を伝えるという重要な役割を果たしています。ハンドルを切った時の操縦機能、そして路面からの振動にも対応しているため、ドライブシャフトの回転を担っているジョイント部にあるベアリングはたいへん負担がかかります。
このベアリングをスムーズに回転させるためにグリス(一種の潤滑油)が塗り付けられており、その連結部分を覆ってブーツ(ゴム製のカバー)が取り付けられているのです。
ベアリング内への砂・埃の進入を防ぐため、またグリスが外へ飛んでいくのを防ぐために、それをカバーしているドライブシャフトブーツは重要であり、破損している場合、必ず交換しなければ車検には通りません。
もし交換をせずに車の運転を続ければ、ドライブシャフトのベアリング内に砂や埃が入り込むことになり、走行時にガタガタと振動したりし、スムーズに走行できなくなります。また、外側に飛んでしまったグリスがブレーキのディスクローターに付着するとブレーキが効かなくなることもあるので、大変危険です。
上記の理由から、破損したブーツ類の交換は車検の必須項目とされているのです。


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下廻りのブーツ類の破損点検について - 車検切れ可
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